今泉記念ビルマ奨学会

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今泉記念ビルマ奨学会

新着情報



奨学会の歴史

今泉記念ビルマ奨学会は、1989年に埼玉県在住の実業家今泉清詞氏中心となって、第二次世界大戦中にビルマ(現ミャンマー)に従軍した退役軍人の人たちやロータリークラブの人たちの協力を得て、ミャンマーの発展の人材育成になればと、日本に留学するミャンマー人学生を支援するために始めた奨学会です。

奨学会事業に協力している退役軍人の人たちは、みなさん90歳以上ですが、あの過酷な戦場から生きて帰れたのは、自分たちの食べる物にも不自由する中で、我々に食べ物を分け与え、英軍の目を盗んで怪我人を介護してくれたビルマ(現ミャンマー)の人たちお蔭で、この奨学会もその温情に対する万分の一かの恩返しだと異口同音に言います。

奨学会では、定例の会合の他、年に一度研修旅行に行きますが、60年以上前に覚えた片言のビルマ語で話す退役軍人の人たちと敬老精神の旺盛なミャンマーの学生たちの交流は、今の日本ではあまり見られない心温まる光景です。

奨学会の20年間の活動の詳細はこちらでご覧いただけます。  ダウンロード

奨学会の未来

2009年までに、博士号取得者二十数名を含め、総勢178名の奨学生が卒業して、ミャンマー、日本、東南アジア、米国などで、各専門分野で活躍をしています。

これまでは今泉さんや退役軍人の人たちが中心となって会を運営してきました、寄る年波には勝てず、2010年からは奨学会の卒業生が中心となって、運営する形に変わりましたが、折しもミャンマーの民主化が進み、日本とミャンマーの経済交流が活発化し始めました。

奨学会では、これまで積み上げてきた日本人とミャンマー人の信頼と友情を基に、日本からのミャンマーへの支援をさらに強めていきたいと考えていますので、皆様一層のご支援とご協力をお願い致します。

               2013年5月
               今泉記念ビルマ奨学会理事長
               ティティレィ(第2期生)






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